日立グローバルライフソリューションは、奥行きスリムな大容量冷蔵庫「まんなか冷凍 GXCCタイプ R-GXCC67T」を3月上旬に発売する。価格はオープン。市場推定価格は584,200円前後。
スマホアプリで冷蔵室内の食材をチェックできる「冷蔵庫カメラ」を搭載
「まんなか冷凍 GXCCタイプ R-GXCC67T」は、スマートフォンアプリで冷蔵室内の食材をチェックできる「冷蔵庫カメラ」を搭載した大容量冷蔵庫。
冷蔵庫の本体上部に設けたカメラが、冷蔵室のドアを開けた際に自動で冷蔵室の棚と左右ドアポケットを撮影し、撮影した画像を「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」で確認することが可能。
買い物中など、冷蔵室の中身を思い出したいときなどに、スマートフォンで冷蔵室の中身をチェックできるので、買い忘れやすでに買ってある食材の二重購入を減らすことができる。
冷蔵室の棚のどこに置いてもチルド温度帯での保存が可能な「まるごとチルド」を導入
また、冷蔵室には大風量ファンの回転数などを制御して、棚スペース全体をチルド温度約2℃にするとともに、冷蔵室専用冷却器で除湿量を抑えたうるおい冷気を送ることで、冷蔵室内の湿度低下を抑制する「まるごとチルド」を採用。
これにより、冷蔵室の棚のどこに置いてもチルド温度帯での保存が可能となり、作り置きした料理の菌の繁殖を抑え、鮮度が長持ち。しかも、冷蔵室内の湿度は約80%となるので、一時保存のサラダはラップなしでも乾燥や変色を抑えて保存できる。
さらに、冷蔵室下部には凍らせない約-1℃と乾燥を抑える間接冷却により、肉・魚をおいしく保存する「特鮮氷温ルーム」を採用するほか、野菜室下段には野菜を眠らせるように保存する「新鮮スリープ野菜室」、冷凍室下段1段目にはすばやくおいしくホームフリージングができる「デリシャス冷凍」を搭載する。
そのほか、定格内容積670Lと大容量でありながら、奥行スリム65.4cmを実現しているのも特徴だ。これにより、一般的なキッチン(奥行約65cm)と横並びにしても、冷蔵庫の出っ張りが少なく、すっきりフラットに置くことができるとともに、庫内の奥まで見やすくなり、食品も取り出しやすくなった。
主な仕様と製品ラインアップ
主な仕様は、定格内容積が670L(冷蔵室352、製氷室31L、冷凍室上段31L、冷凍室下段132L、野菜室124L)。本体サイズは幅880×奥行654×高さ1,875mm。カラーはバイブレーションモーブグレー。
このほか、同社では、冷蔵庫カメラを搭載する「まんなか冷凍 HXCCタイプ」2機種と冷蔵庫カメラ非搭載の「まんなか冷凍 HXCタイプ」2機種を2月中旬、同じく冷蔵庫カメラ非搭載「まんなか冷凍 HWCタイプ」3機種を2月上旬に発売する。
「まんなか冷凍 HXCCタイプ」は定格内容積617Lの「R-HXCC62T」と540Lの「R-HXCC54T」をラインナップし、市場推定価格は「R-HXCC62T」が559,800円前後、「R-HXCC54T」が498,700円前後。
「まんなか冷凍 HXCタイプ」は定格内容積617L「R-HXC62T」と549L「R-HXC54T」を用意し、市場推定価格は「R-HXC62T」が498,700円前後、「R-HXC54T」が437,600円前後。
「まんなか冷凍 HWCタイプ」は定格内容積617Lの「R-HWC62T」、540Lの「R-HWC54T」、485L「R-HWC49T」をラインナップ。推定市場価格は「R-HWC62T」が474,200円前後、「R-HWC54T」が413,100円前後、「R-HWC49T」が388,700円前後。
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構成/立原尚子